臥猪庵通信・ASHINOCON報告PART 2「音になった小松SF」(1978.10.10 小松左 京研究会事務局発行)のうち、小松左京、野田昌宏、黒河内茂によるLP「宇宙 に逝く」のパネルディスカッションから |
小松 ところが日本のSFファンのレベルもだんだん上がってきまして、音声メ ディア、映像メディアでもバカなことを言ってられなくなっているわけです。 実は、米やん(桂米朝師匠)とやっていた『題名のない番組』からすでに十年 以上も音声の世界から離れていたので、戸惑ったことがいっぱいありました。そ の間、技術的な発展はものすごいものがあって、今度は使っていませんが「ボ コーダー」なんて素晴らしい機械が日本にはあるわけですね。 |