焼け野の雉子
焼け野の雉子(きぎす)、夜の鶴
子を思う親の情が深いことのたとえ。「きぎす」は雉(きじ)の古名。
雉は巣のある野を焼かれると、我が身を忘れて子を救おうと巣に戻り、
鶴は霜が降りる寒い夜、自分の翼で巣の子をおおって暖めるというところから。