木口小平(きぐちこへい)
明治期の陸軍の兵士。日清戦争に従軍し、朝鮮の成歓の戦で進軍ラッパの吹奏中に
弾丸が当たって戦死したが、このとき、死んでも口からラッパを離さなかったとい
う話しが評判となった。
1902年(明治35年)以降の小学校の教科書(尋常小学校修身書)に、
キグチコヘイハ テキノ タマニ
アタリマシタガ、 シンデモ ラッパヲ
クチカラ ハナシマセンデシタ
と取り上げられた。