ストトン節 詞・調曲 添田さつき ストトンストトンと通わせて いまさら厭とはどうよくな 厭なら厭だと最初から 言えばストトンで通わせぬ ストトンストトン 今日は会社の勘定日 お金もしこたまもらったし 芸者買うか女郎買うか 嫁(かかあ)に相談してどつかれた ストトンストトン 二十三連隊の営門で ハンカチくわえて目に涙 どうぞスウちゃんに逢わせてよ 私のスウちゃん十二中隊 ストトンストトン あなたみたいないい男 私みたいなお多福が 提灯釣り鐘釣り合わぬ 見捨てられても無理はない ストトンストトン うちの父ちゃんはげ頭 隣の父ちゃんもはげ頭 はげとはげとが喧嘩して どちらも怪我せんでよかったね ストトンストトン 向こう通るハイカラ美人 横目でチョクチョク僕を見る こいつてっきりお出でだと よく見りゃなんだい藪にらみ ストトンストトン ストトンストトンと働いて 親父の日給が八十五銭 物価高いのにやりきれぬ お嫁(かかあ)毎日質屋通い ストトンストトン ※ ストトン節は、1924年(大正13年)頃 流行した俗謡。 歌詞は、他にもいろいろある。 |